小児へのジスロマックの投与

鼻をかんでいる女小児

ジスロマックは細菌に有効な抗生物質で、様々な感染症の治療に用いられます。
剤形は錠剤、細粒、カプセル、ドライシロップと用意されており、成人に対しては錠剤かドライシロップ、小児には細粒かカプセルが処方されます。
成人では1日の最大服用量は力価で500mgと定められていますが、小児では投与量が大きく異なっており、体重換算で計算されます。
ちなみに力価とは、一定の効果を発揮するために必要となる薬の量を指し、患者の体重や薬の内容量によって異なるようになります。

ジスロマックでは体重が1kgに対して10mgを適用し、体重15~25kgには200mgで細粒2包あるいは2カプセル、体重26~35kgには300mgで細粒3包あるいは3カプセル、体重36~45kgでは400mgで細粒4包あるいは4カプセル、体重46kgからは500mgで細粒5包あるいは5カプセルとしています。
1日に1回の服用で、3日間経口服用することが重要となっており、15kg未満では細粒のみを適用することになっています。

ジスロマックは非常に苦味のある薬で、薬が苦手な小児では飲みにくいですが、カプセルなら味が分からなくなっているので非常に飲みやすい剤刑となっています。
ただし、小さな子どもでは喉につっかかる感じがして飲みにくいということから、細粒を使用することが多いようです。
細粒は苦味を隠すためにコーティングされており、牛乳やヨーグルトに混ぜて飲むことで、薬と気づかせることなく投与できるようになっています。
ただし、柑橘系のジュースやスポーツ飲料ではコーティングがすぐに溶け出してしまい、苦味が発現することがあるので、避けるのが望ましいとされています。